Beauty of Programming 日本ラウンドの開催

ICPCで活躍する日本人が増え、またいろいろなプログラミングコンテストが日本でも多く開催されるようになってきました。プログラミングの得意な方たちの活躍の場が広がり、世間の注目を受ける機会が多くなることはComputer Scienceの発展のためにもとても良いことだと思います。それでは日本の外にも目を向けてみて、中国で行われているプログラミングコンテスト、Beauty of Programming(通称BOP)をご存じでしょうか。

BOPは2012年にMicrosoft Research Asiaが中国の大学生・大学院生を対象に新しく始めたプログラミングコンテストで、参加者が3850人(2012年)、13000人超(2013年)、18000人超(2014年)と年々急増しています。今年は3/19にキックオフが行われ、すでに22000人を超える参加者が登録を済ませ、過去最大規模のコンテストとなっています。

BOPでは毎年テーマを設定しています。過去のケースでいうと、Visualization(2012年)、Cloud programming(2013年)、Urban informatics(2014年)となっており、今年はArtificial Intelligenceをテーマとし、それにそったProblem Settingが行われています。さらに今年は参加対象地域をアジアに広げ、香港と台湾(2014年から)に加え、インド、日本からも参加者を受け入れることになりました。

コンテストは北京大学のPOJが提供するhihoCorderとMicrosoft Researchの提供するCodeHuntの二つのプラットフォームで行われ、参加者は自分の得意なプラットフォームで参加することができ、どちらのプラットフォームを使っても不利のないように設定をされています。日本ラウンドは5月9日(土)の15:00-18:00にオンラインで行われます。日本ラウンドの特典として以下のものを予定しております。

(日本ラウンド特典)

成績上位5名:Xbox Oneを提供、Microsoft Research Asiaのインターン候補者としてラボに推薦

成績上位2名:上記特典に加え、5月25日〜27日に中国・蘇州で行われる本大会の決勝に招待

蘇州は「上に天国あり、下に蘇州・杭州あり。(上有天堂、下有蘇杭。)」と呼ばれるほど美しい水の都市です。現在Microsoftの主要な研究開発拠点の一つが置かれ、Bingサーチ、AI、音声・自然言語処理の研究に注力し、Windows10に搭載される予定のパーソナルアシスタントシステムCortanaの開発も行っています。そのような場所でアジア各国から集まる優秀な学生の方々と、コンテストを戦って友人のネットワークを広げられることは、国内でのコンテストとはまた違った、非常に有意義な経験になるでしょう。ルールの詳細および参加の登録は以下の日本ラウンド登録サイトを参照ください。日本からも多くの方々の参加を期待しております。

 

(日本ラウンド登録サイト)

http://msbop.cstnet.cn/

 

(参考)オリジナルサイト(日本からの受付は行っていません)

http://programming2015.cstnet.cn/

MSR Intern Beijing(滞在中)のご紹介(第53回)

Microsoft Researchインターンのご紹介。第53回は、北京のラボに滞在している、大阪大学の駒井友香さんです。駒井さんは現在大阪大学の大学院情報科学研究科の博士課程に在籍され、西尾先生の研究室でモバイルコンピューティングに関する研究を行っている方です。

 

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・所属、学年、研究室

大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻 博士課程2年 西尾研究室

 

・修士論文・博士論文のテーマ

アドホックネットワークにおける位置依存サービス(k最近傍検索など)に関する研究

 

・インターンに来たきっかけ、目的

所属研究室の先輩が以前MSRAインターンに参加しておられたため、ゆくゆくは自分も修行?に行ってみたいなぁと思っており、公野さんを通じて応募させていただきました。ただ単純に、海外で研究なんてかっこいい!というちょっとミーハーな気持ちもありました。

 

・MSRと大学の研究室と異なるところ

大きな違いは感じませんでした。ただ、大学の研究室では毎週決まって近い研究をしている数名でミーティングを行っていたのに対して、MSRではグループ全体でミーティングというよりは(おそらくグループ内のインターン学生が扱っている内容がそれぞれ独立しているため)、メンターの方と相談しつつも、より個人でしっかりと研究を進めることが求められている印象でした。

 

・MSRに来てよかったこと、刺激をうけたこと

素晴らしい研究者の方々がいるのはもちろん、同じインターン学生にもとても刺激を受けています。インターンの学生は、博士が多いのかなと思っていたのですが、大学4年生でインターンに来ている人も多く、覇気・活気があります。その多くが海外の大学への進学など目標を持って研究に励んでおり、実際海外の大学からのオファーを受けている姿を見ると、自分も頑張らなくてはとうかうかしてはいられない気持ちになります。

 

・MSRのここはちょっといただけないというところ

とてもよい環境だと思うので、強いてあげるならですが、英語での講演がほとんどないということでしょうか。多くの招待講演が行われているのですが、基本的には中国語だったので。

 

・北京での生活について

オフィスはとても快適です。ごはんもおいしく、みんなでわいわい食べる中華料理は楽しみの一つでした。また、オフィスの近くには、たこ焼き店、回転ずし、豚骨ラーメン店などもあって、なんとなく親近感でした。ただ、街中では英語がほとんど通じないので、もっと中国語を勉強してから来たらよかったなぁと何度も思いました。唯一わかる“謝謝”を多用しつつ、とりあえず笑っとけという感じだったため、まぁまぁ怪しかった気がします。冬の北京は、ものすごく寒いとびくびくしていたのですが、意外に大丈夫でした。ただ、乾燥はすごいです。洗濯物はすぐ乾いていいのですが。また、私のインターン期間中は旧正月をはさんでいたこともあって、オフィスから町中すべてがお正月ムードで、飾り付けられていて楽しかったです。中国人インターンの友達はみんなとてもフレンドリーで、次々に出てくる日本のアニメ、マンガ、歌手に、私の方が教えられたりしました。名探偵コナンの浸透ぶりにはびっくりしました。

 

・インターンに行こうか迷っている人に対して一言

私自身、英語が、研究のスキルが、、と不安な理由をつけて尻込みしてしまっていたのですが、英語大丈夫かなぁ→中国語の100万倍わかるやん!目から鱗!というかんじで悩みが悩みというほどではなかったことに気づき、もっと早く来ればよかったと思うくらいでした。迷っているくらいなら、応募してみるのがよいと思います。

 

・その他なんでも

実は、初めての長期海外滞在で、一時期プチ?ホームシックになってしまったのですが、わざわざ時間を作って話を聞いてくださったり、ルームメイトを探してくれたり、いろいろとサポートしてくださいました。感謝です。超安心のサポート体制です!なので、安心して研究できると思います。

駒井さん、ありがとうございました。

MSR Intern Beijing(経験者)のご紹介(第52回)

Microsoft Researchインターン経験者のご紹介。第52回は、北京のラボに滞在していた、東京工業大学の木村大毅さんです。木村さんは現在東京工業大学の大学院総合理工学研究科の博士課程に在籍され、長谷川修先生の研究室でAIに関する研究を行っている方です。

 

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・所属、学年、研究室

東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻 博士3年 長谷川修研究室

 

・博士論文のテーマ

ロボットのための人工知能

修士では、主に画像を用いた高速な物体認識を研究していました。

博士では、ロボットが持っている画像以外のセンサ情報も対象にして物体認識や環境認識の研究をしています。また、ロボットの動作に対する学習方法などについても研究しています。

 

・インターンに来たきっかけ、目的

画像の国際会議に出席していた時に、メンターである松下さんと出会い、その会議で多くの論文が採録されているMSRではどのように研究を実施しているのかが気になり、会議が終わった後にCVと共に連絡してみました。その後、快く承諾して頂き、インターンに参加することになりました。

また、就活の前に企業の研究所では、どのように働くのかなどを体験してみたかったという目的もありました。

 

・MSRと大学の研究室と異なるところ

私の研究室ではコアタイムなどがなく出席に関して自由であったが、MSRでは会社ということもあり朝から研究しています。

また、基本的に徹夜などは容認されていなく、その辺に対しては(健全な)会社らしさというものを感じています。

研究に関しては、大学に比べて、スピードが非常に早いと感じています。期間が決まっていることも関係しているとは思いますが、周辺研究の調査や実験などをスムーズに実施しております。

また自分のディスカッションに、途中から、同じ研究グループのDavidさんも参加して頂いております。他の研究者と容易に議論ができる環境は、とても有意義だと感じています。

 

・MSRに来てよかったこと、刺激をうけたこと

多くの論文を出している研究所の雰囲気を肌で感じることが出来るのは、とても刺激的です。

例えば、ある国際会議の提出間際の時、執筆原稿を読みながら廊下を歩いているインターン生や、全体的に少しピリピリとした空気などは印象的でした。

そして、様々な国の学生や研究者と出会い、色々と話をしていく内に、自らの研究の周辺分野に関する知識不足などを痛感しております。

自分の弱さというものを確認できたことも、とても良かったです。

 

・MSRのここはちょっといただけないというところ

基本的にMicrosoft製品しか使えないという環境は、少し不便を感じるときもあります。

先日、Linux上で開発が広く行われているツールがあったのですが、最終的には、そのツール以外のWindows上で実行可能な他のツールを活用しました。

また、セキュリティのために、持ち運び可能なノートパソコンを使えないことが挙げられます。

時に、場所を変えて研究したいと思うときがあるが、ノートパソコンが無いため自分のデスクから動けなく、その点は少し残念です。

 

・北京での生活について

基本的には満足しています。

例えば、レストランは、中華料理を始めとして、日本料理やイタリア料理など多種多様に存在しています。そのほとんどが美味しく(日本料理はあまり美味しいと感じたことがありませんが)、食に対しても充実しています。

ただ、PM2.5による空気汚染は非常に深刻です。毎日、その指数を確認しながら、工場で用いるような防塵マスクを付けて通勤するのは、健康に対して不安を感じています。

また、人集りの観光地でスリに遭遇していないなど、治安は思った以上に良かったという印象を受けています。

ただ一度、深夜のバスに乗っていた時、後ろに座っていた女性が(護衛のためか)裸のナイフを取り出し、手に持ったまま座っていた時は、身の危険を感じました。

 

・インターンに行こうか迷っている人に対して一言

強くお勧めいたします。

新しい環境で研究や生活を行ってみると、自分の強さや弱さ、日本の良さや悪さが見えてくると思います。

また最後に、これからインターンに行く方は、複数のVPN環境とSIMフリーの携帯端末の持参をお勧めいたします。

向こうでは、多くのインターネットサービス(GmailやFacebook、LINEなど)が使えない現状があり、アパートではVPNなしで使用出来ません。更に、自分は2種類のVPNを用意したのですが、片方が使えませんでした。

中国のSIMカードは非常に安いです(月々100円程度のプランもあります)。外で通信可能な携帯があることにより、他の人との連絡や、観光時の帰宅方法等の検索、レストランのお勧め料理の確認などができるようになります(その場合、中国製のWeChatやBaidu

Map、Dianpingなどのアプリが必要です)。

 

木村さん、ありがとうございました。

MSR Intern Beijing(経験者)のご紹介(第51回)

Microsoft Researchインターン経験者のご紹介。しばらく更新をさぼっておりましたが、インターンの方がいなかったわけではありません。第51回は、北京のラボに滞在していた、慶應義塾大学の尾形正泰さんです。尾形さんは現在慶應義塾大学の大学院理工学研究科の後期博士課程に在籍され、今井倫太先生の研究室でにHCI関する研究を行っている方です。

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・所属、学年、研究室

慶應義塾大学理工学研究科、D2、今井研究室

・修士論文・博士論文のテーマ

NUI(Natural User Interface)

・インターンに来たきっかけ、目的

2013年11月にMSRA fellowship awardを頂いたときに、福本さんにお誘いをいただき、年明けに行きました。以前から某社での福本さんの研究を拝見していたので、貴重な機会だと思って応募しました。(Fellowshipをもらうとインターンの機会も付いてきますので、ぜひ博士課程の学生は応募してみてください。)

また、それとは別に純粋に中国に行ってみたいという気持ちもありました。

・MSRと大学の研究室と異なるところ

インターンに来ている学生が真剣に研究している姿が印象的でした。ほとんどは修士か博士課程の学生ですが、たまに中国の大学に通う学部4年生もインターンに来ていて、能力の高い学生が集まっています。中国の大学院の上澄みが来ているので当然といえば当然なのですが、モチベーションが高い学生同士が同じ空間に集まって切磋琢磨する環境があるのは羨ましいところです。会った中では、多くはないですが日本、韓国、アメリカ、シンガポールからくる人もいました。

また、アカデミックでの研究活動と比べると、研究者も研究の時間を十分に確保できるという印象を受けました。私以外のインターンを見ていても、メンター(インターンを引き受ける研究者)とのディスカッションが多く、インターン自身が目標設定やタスク管理ができていると感じました。メンターが持てるインターンの数も決まっているので、インターンとの研究に終始してしまうことはなく、現役で研究している方が多いようです。メンターとの相性・研究分野がぴったりはまれば、研究する人にとってこれ以上の環境はないと思います。

・MSRに来てよかったこと、刺激をうけたこと

メンターが日本人だったことが幸いしてか、厳しい指導を受けながらも、色々と学ぶことができました。デモやアプリケーションを作成する際には、メンターのチェックが通るまで繰り返し作業していました。今まで大学の研究室で目指していたレベルとは異なり、今後の研究において自分の目標も高く設定することができるようになったと感じます。

他のインターンも朝から晩まで研究ずくめなので、そういう環境に身をおくこと自体が良い体験でした。

・MSRのここはちょっといただけないというところ

− 最初は美味しいと思った社員食堂も一ヶ月すると飽きます。メニューには当たり外れがあり、炒め料理の玉ねぎはなぜか火が通っていないことが多いです。

− 会社の窓ガラスがたまに割れて落ちます(ガラスに不純物が多いため。最近は半年に1回程度らしい)。強化ガラスなので空中で細かくなって当たっても大丈夫とは思いますが、朝出勤した時にビル周辺がガラスが散らばっているとびっくりします。

・北京での生活について

中国に対して偏見を持っている方もいるかもしれませんが、個人的には(環境汚染がなければ)楽しく住めると思います。余談がおおいのですが、私が気に入ったポイントを纏めてみました。

1)食事が美味しい

物価上昇が続いている中国ですが、食費に関しては和食を除けば日本より安いです。四川、雲南、上海などの中国各地の料理を日替わりで食べられます。スパイスマニアまたは美食家なら、四川料理・火鍋はもちろんのこと、雲南料理、新疆料理は欠かせないでしょう。MSRAの周辺はオフィス街ですし、隣の区画には大学があるので学生街も多く、美味しいお店が軒を連ねています。後述のレストラン検索を使えば北京のほとんどの美食にたどり着けます。

2)優しい・おおらか

コンビニやレストランの店員はぶっきらぼうですが、根は優しいです。99%の人は英語を話せないのですが、筆談やジェスチャーで助けてくれる人もいます。あまり愛想笑いはしないので最初はとっつきにくい印象を受けましたが、慣れればそちらのほうが自然でいいです。電車では列の順番を守らなかったり、無理やり押したりする人が多いですが、逆に言えば日本ほど気を使わなくていいので、楽といえば楽です。

3)オンラインサービス

中国では日本以上にオンラインサービスが充実しており、人口の多さも手伝って多種多様なサービスがあふれています。特筆すべきは「大衆点評」と「タオバオ(淘宝網)」です。点評は日本のレストラン検索サービスを使いやすくして、SNS機能を充実させたような感じです。地図・周辺検索、価格・ジャンルの絞り込みなど、機能が充実していて反応も速いです。ユーザによる写真投稿もあり、漢字の料理名がわからなくてもイメージをつかめます。

タオバオはアリババが運営するBtoCサイトで、楽天市場のような雰囲気です。唯一違うのは、日本では手に入らないような上流の工業品が普通に売られていて、「無いものは無い」状態です。国内ではあまり小売していないような電子部品をバラ売りで注文したり、大型のアクリル板、格安の電気ケトル鍋(注1)、制御基板(注2)などを買ってみましたが、ある程度注意は必要なようです。

注1)ステンレスが溶出していたらしく、金属中毒で蕁麻疹がでたので病院へ。

注2)組立時に電極を間違えてコンデンサが爆発、破片が顔に当たりまた病院へ。

・インターンに行こうか迷っている人に対して一言

研究が好きな人はぜひ来たほうがいいです。メンターが中国人の方でも英語はどうにかなりますし、中国での暮らしもどうにかなります。大気汚染も対策できます。

・その他なんでも

中国の大気汚染は年々深刻化しており、特にPM2.5は時間が立ってから健康に影響が現れるので注意が必要です。しかしながら日本の歴史にも公害があり、濃度が薄いだけで東京の大気も少しは汚れています。大気汚染はマスクをすれば防げるので、怖がらずにインターンに来るのがいいかと思います。

私は3M防塵マスク(6000/2091-RL3)を着用していました。気管支が弱い人・ガス臭が気になる人は、活性炭入りの2097フィルターがおすすめです。いまのところこれがベストですが、見た目が気になる方は使い捨ての防塵マスクをご使用ください。日本だと職質されてしまいそうな格好ですが、公安も駅の職員もあまりやる気が無いのか、地下鉄駅に設置されているセキュリティゲートも難なくクリアできました。

 

尾形さん、ありがとうございました。また長期のインターンお疲れ様でした。

Azure for Research ハンズオントレーニング (第2回)

マイクロソフトでは Microsoft Azure というオープンで柔軟なクラウド プラットフォームを提供しており、研究者の方々がクラウド コンピューティングを活用して、ビッグデータ サイエンスを行い、科学研究を加速させるための支援を行う、Microsoft Azure for Research Award Program を昨年の10月より実施しています。

2か月ごとにプロポーザルの締め切りを設け、クラウドコンピューティングを活用して、自然科学や環境科学などの分野で、Data-Intensiveな野心的研究に対して、Microsoft Azureを提供するイニシアチブです。現在はいくつかトピック別のIFPがオープンになっていますので、ご紹介します。こちらのサイトからプロポーザルを受け付けておりますので、日本の皆様からのご提案をお待ちしております。

1. Azure Machine Learning (次回締切11月15日)

2. Climate Data Initiative (次回締切11月15日)

3. Celabration of Women in Computing (Grace Hopper Celebration of Women in Computing 2014の参加者が対象、次回締切12月15日)

 

これに関連して、Microsoft Researchでは世界各地で研究活動においてMicrosoft Azureを活用するためのハンズオントレーニングを実施しております。オンラインでもいくつかのコースが利用可能になっており、前回は3月に東京大学で行いましたが、今回はマイクロソフト大手町テクノロジーセンターで日本語でのトレーニングを以下の概要にて実施する運びとなりました。クラウドコンピューティングを研究に積極的に活用したいと考えているみなさまに幅広くご参加いただけると幸いです。

クラウド コンピューティングを科学研究に活用するためのハンズオン トレーニング
会 場: マイクロソフト大手町テクノロジーセンター
日 時: 2014年10月20日(月)9:00-17:30(受付開始 8:30) 
参加資格: 大学生・大学院生、大学の教員・研究員(先着30名)
参加費: 無料
お申込みはこちら:http://bit.ly/1EBl5oN

トレーニングは日本語で、ハンズオントレーニングは部屋に備え付けてあるデスクトップPCを使用して行います。

以上、みなさまのご参加をお待ちいたしております。

インターナショナル女性ハッカソン第2回日本大会 開催のお知らせ

この度、お茶の水女子大学と日本マイクロソフトが協力し、インターナショナル女性ハッカソン大会コンテストの第2回日本大会を以下の概要で行うことになりました。第1回の日本大会については、2014年4月25日(金)から27日(日)に行われ、日本各地から24名の参加者に集まっていただきました。第1回日本大会の詳しい内容については、CAREER HACKさんのこちらのイベントレポートに取り上げていただいていますので、ご参考ください。

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ワールドワイドでのインターナショナル女性ハッカソン自体は3年前から行われており、今年は第3回目を迎えており、オフィシャルサイトはこちらになっています。今年は米国でのGrace Hopper Celebration of Women in Computingと合わせて開催され、Anita Borg Institute, National Center for Women and Information Technology, Association for Computing Machinery Committee on Women, Institute of Electrical and Electronics Engineers Women in Engineering, マイクロソフトリサーチ等から支援を受けています。前回は11か国で50以上のイベントが開催され、総勢2000人以上の女子学生が参加しました。今回も世界各地で多くのイベントの開催が登録されています。

前回の参加者の方々からのフィードバックとして、特に女子大ではない大学の理工系の女子学生比率は非常に低く、同じ学科で同性の友人をなかなか見つけにくいのですが、ハッカソンに参加して、同じ興味を持った同性の友人を見つけることができた、というのがありました。また今回は小室真紀さんから「オープンソースハードウェアをはじめよう」という基調講演をいただき、ご自身の取り組みと女性の活躍についてご紹介をいただきます。まだ若干の空きがありますので、今回の機会を活用して、ネットワークを広げていただけると幸いです。

 

インターナショナル女性ハッカソン第2回日本大会 概要

日時 2014年10月10日(金) 9時00分〜19時30分

場所 お茶の水女子大学 理学部3号館2階会議室

対象 ・理工系の女子大学生・大学院生(お茶の水女子大学以外の学生の方もOKです)

・終日参加できる方

・プログラミングの経験は問いません

テーマ Disaster Response Challenge

            Climate Date Challenge

(テーマの詳細はこちらの資料の16ページ以降をご確認ください)

詳しいアジェンダ以下の登録サイトでご確認いただき、事前の登録をお願いします。

http://peatix.com/event/52182

Microsoft Research Asia Fellowship Program FAQ (Part 2)

Microsoft Research Asia Fellwoship Programが公募中で、締め切りの6月20日が迫ってきました。先日公募開始後、いただいた質問をFAQとして共有しましたが、その後あらためていくつかご質問を受けましたので、Part2として共有します。今回のFellwoshipについて、公募の形をとっているのが日本だけで、英文の募集要項が招待校制度の形式をとっているために、いくつか混乱を生じさせてしまったようでお詫びいたします。

 

1)招待校について

Q: 日本語での案内には「招待校制度は廃止」というように書いてあるのですが,英語での募集要項ページでは以下のような記述が見受けられます."The candidate must be nominated by an invited institution", "This program is open to students from invited universities"

これは,招待された大学からでないと応募できないという意図のように思えるのですが,どちらが正しいでしょうか?大学ごとの応募者数の上限についても,同様に,英語のほうでは以下の記述が未だに残っているようです. "A maximum of two applicants per eligible university will be accepted"

A:  Fellowshipの英文の募集要項については、Regionの記述を優先しているので日本の事情があまり反映されておらず申し訳ありません。今年は日本は招待校はなく、大学の応募者の上限はありませんので、どなたでもご応募ください。

 

2)書類の提出方法について

Q:  英文の募集要項には以下のような記述があります.—

"Complete the application form and submit it to your academic institution. The institution must submit the candidates’ completed application form by email to fellowRA@microsoft.com before the submission deadline of June 20, 2014."

この指示は,「応募書類のうち,応募フォームを所属専攻からメールで送信すること」という意図かと思います.一方で,日本語の募集要項では以下のような記述があります.—

6 月 20 日までに完成した申請書を電子メールにて fellowRA@microsoft.com に送付してください。

この指示ですと,応募フォームを送付するのが応募者自身なのか,所属専攻なのか明確ではありません.応募フォームについては英文の指示の通り専攻から送付する必要がありますか?もし英文の指示通りに専攻から送付する必要がある場合は,どのセクションから送付するのが適切でしょうか.当専攻ではこのFellowshipに関する窓口が準備されていませんので,適切な部署に事情を説明して送付を依頼する必要があります.

A:  日本では、申請書は応募者本人からfellowRA@microsoft.comへお送りください。

 

3)応募フォームの内容について

Q: Fellowship Application Formに"School/Department Comments"という項目があります.指示を見ると,専攻や研究科からの推薦書の提出を求めているようです.この推薦書は,応募書類に含まれているsigned recommendation letters from department headとは別途推薦書が必要である,ということでしょうか?もし必要ならば,どの役職からの推薦書が必要でしょうか?専攻からの推薦となると専攻長が妥当ですが,それではsigned recommendation letters from department headと重複してしまいます.

A: 推薦書は指導教官と専攻長からそれぞれ取得してください。申請書の該当欄には “2 recommendation letters as attached. One from Prof. XXX, my supervisor, another from Prof. XXX, my department head” とご記入ください。

 

Q: School/Department Commentsは、専攻長の推薦書を意味するのでしょうか。その場合、申請書のRecommendation Letterにもあるように、指導教官以外からの推薦書を追加することができるのでしょうか。

A: 推薦状については以下の通りです。

•Two signed recommendation letters from the applicant’s PhD supervisor and department head are required; each must address specific evaluation criteria. A scanned copy of the signed

指導教官と専攻長の方からそれぞれ1通、合計2通が必要です。指導教官以外からの推薦状は受け付けておりません。

 

Q: 推薦書に決まったありますか。

A: 推薦書の様式はありません。

 

以上、よろしくお願いいたします。