Microsoft Research Asia Fellowship 2015のご案内

すでにtwitterや各大学の研究科には直接お伝えしておりますが、今年のMicrosoft Research Asia Fellowshipの受付が開始しており、日本では公募の形を取っています。締め切りは6月20日です。対象者や選考プロセスについては昨年度と比較して大きく変わったところはありません。日本では今年も主に博士課程のD1、D2の方々が対象となっております。

募集要項をよく読むとさらに詳しくEligibilityについて書いてありますので、自分が対象となるのかわかりにくい人は、決してその場で諦めないで、直接私もしくはプログラムの担当者にご確認をいただきたいと思います。

昨年度のプログラム開始時にはこちらのブログを書きましたが、注意事項やFAQについてはほとんど今年も同様です。相違点は応募書類の一つに、ご自身の研究を紹介するためのビデオもしくはパワーポイントの資料がありますが、こちらの制作にOffice Mixが推奨されている点ですが、必須ではありません。

昨年度の受賞者はこちらのページで紹介をされています。全体で12名(内訳:中国6名、香港1名、シンガポール1名、韓国2名、日本2名)の方が受賞されました。一昨年は10名だったのですが、昨年度は特にCompetitiveで特に予算を増やして12名にした経緯があります。

応募者は研究分野で9つのトラックに分けられ、研究分野で不利のないようにそれぞれのトラックで審査をしています。日本の過去の受賞者の方をみるとHCI系の分野の方が多いですが、それはおそらくHCIの分野の学生は分野の性質上、自分の研究をデモし、積極的にアピールすることに抵抗が少ないからではないでしょうか。もちろんHCI以外の分野の候補者もオープンに受け付けております。厳正に審査を行っておりますので、優秀な方の応募をお待ちしております。

私は優秀な学生の方は、学振やこのようなアワードを通じてきちんとRecognitionを受けるべきだと考えています。それは、これまで指導していただいた指導教官への恩返しの意味もありますし、広くはより若い学生の方々へのロールモデルとなることで研究者コミュニティへ貢献することの意味もあります。

私が担当をしていた過去8年間、この学生は応募したらいいんじゃないかなと思っていても、すでに研究費が十分あるから、他にふさわしい人がいるからといったような理由で応募をあきらめてしまうケースが何度か見受けられました。非常に残念なことです。私の好きなシャーロックホームズにこのような一節があります。

「ワトソン君。僕は謙遜が美徳だと言う考えには同意出来ないね。理論家は真実をありのままに見るものだよ。過小評価も過大評価も真実から外れることになる」「ギリシャ語通訳」より

研究者であれば真実から外れることは良くないことです。対象になる方は、自身を過小評価することなく、むしろ積極的に応募していただきたいと思います。また繰り返しになりますが、2012年の受賞者の加藤淳さん(産総研)が「Microsoft Research Asia Fellowship応募のすすめ」という素晴らしい文章を書いてくれていますので、こちらを改めて紹介しておきます。アップデートしては、当時より日本人研究者が少なくなっていることと、特に円安なので加藤さんの時より今年は得なことです。

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