eHeritageワークショップ

マイクロソフトリサーチアジアでは、今後重要になってくると思われる研究領域についてテーマを設け、レドモンドや北京のラボから関連する研究分野のリサーチャを呼び、またアジア・パシフィック地域のアカデミアの方々を招待し、意見交換を行うワークショップを開催しています。現在動いているテーマはいくつかありますが、その中の一つにeHeritageというコンピュータサイエンスを、文化遺産の計測、保存、展示にいかそうというイニシアチブがあります。テーマは2年前に立ち上がり、第1回目のワークショップを北京で、第2回目のワークショップを敦煌で開催しました。今度5月18日19日に第3回目のワークショップを台北で開催します。最新情報はWebにアップされますので、ご興味のある方はチェックをして下さい。
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クリスマスレクチャー2009

これも昨年の話で恐縮ですが、MSRケンブリッジのチーフ・リサーチ・サイエンティストである、機械学習の第一人者のひとりクリストファー・ビショップがブリティッシュ・カウンシルが行っている第20回英国科学実験講座の講師として、昨年7月東京と大阪で講演を行いました。本家の英国王立協会のサイトはこちらになります。豊中市役所も訪問したみたいですね。当日の様子はマイコミジャーナルで記事になっています。また日経BPでインタビューを受けています。裏話として、講座の一つでsurfaceを使おうと頑張ったのですが、いろいろあって残念ながら断念しました。また私も東京と大阪の会場をそれぞれ見学しましたが、本質的な内容を一般の方にもわかりやすく様々な工夫をしていて、子供たちがとても元気よく参加していたのが印象的でした。こんな子供たちがたくさんいれば、コンピュータサイエンスの未来も明るいと思います。講義はサイエンスチャンネルで今も視聴可能です。
 

CHI 2010

CHI2010が終わりました。今年のマイクロソフトリサーチからのアクティビティに関する記事が公式サイトにアップされています。今年は10%がMSRからでした。相変わらずレドモンドとケンブリッジのラボが強いですが、インドのラボもがんばってます。
This year, 38 technical papers submitted by Microsoft Research were accepted by the conference, representing 10 percent of the papers accepted. Three of the Microsoft Research papers, covering vastly different topics, won Best Paper awards, and seven others received Best Paper nominations.
 

URのメンバー紹介

今日はユニバーシティ・リレーションズ(UR)の超重要メンバー、泉水庸子(せんすいようこ)さんを紹介します。泉水さんは、主に各研究機関等への研究費の支払い、各種イベント、選考会、リサーチャのビジット等のロジスティクスのマネジメントを担当しており、先生方や大学事務局の方々とのコミュニケーションの窓口、URの顔として、日々の膨大な業務をいつも明るくテキパキとこなしています。語学が堪能で、北京やレドモンドのリサーチャやスタッフとの難しいコミュニケーションもうまくまとめあげ、ヤンキース時代の松井のようにチームに献身的かつ、ガッツあふれる仕事ぶりに、私も何度となくピンチを救われており頭が上がりません。今日はそんな彼女にいくつか質問をしてみます。

 

URの仕事の楽しいところはどんなところですか?

国内・国外問わず、いろいろな工夫をしながらコミュニケーションをはかり、今までの私の日常では出会うこともなかったであろう、最先端のテクノロジーを生み出す可能性にふれることができるところが、とても素敵な仕事だと思います。

 

○今まで一番大変だった仕事はどんなことがありましたか?

業務について間もない頃にむかえた主催イベントの運営です。全体的な流れも把握できていなかったこともあり、イベント当日の明方までバタバタしていたのが印象的です:P この経験は、プロジェクト管理における進捗状況の確認や、適切なタイミングでのリマインドの重要性を教えてくれたとても貴重なものとなりました。また最初にこの経験を積んだことで、業務上求められるニーズのベースラインが分かり、次回から活かすことができたので、大変ではありましたが与えて頂いたチャレンジだったのかな!とも思っています。

 

○今後URでどのような活動に力を入れていきたいですか?

未来への投資として、MSRのリサーチャと日本のアカデミアとのBridgeであるべくURの存在。その認知度をあげていくことです。今感じているのは、このBridgeの存在をもっともっとみなさんに知っていただきたいということです。それはその存在を知ることが、いろんな才能を持った方の「チャレンジ」に火をつけることに繋がると思っているからです。たくさんの挑戦が、より多くの可能性を開花させることを心から願っています。

 

彼女自身、素晴らしい才能と可能性を持った逸材で、彼女のようなメンバーがURにいることは大変心強い限りです。

 

TechFest 2010

マイクロソフトリサーチでは、毎年各ラボの選りすぐりの研究成果を社内でデモをする、TechFestと呼ばれるイベントを開催しています。今年のTechFest2010が3月の頭に開催されました。ハイライトはいくつかありますが、以下の5つがこの記事でハイライトのデモとして紹介されています。1のリサーチャDesney Tanは最近北京のラボのHCIグループにも所属しています。
1. Air guitar for everyone
2. Surfaces everywhere
3. Navigating the clouds
4. Art meets computer
5. Telephone talk

洪所長のインタビュー

今回も少し古くて恐縮ですが、MSR Asia所長、洪小文が昨年来日した時のインタビューをご紹介します。彼は最近マイクロソフトの中でアカデミアやリサーチコミュニティの中でリーダーとして認められるDistinguished Scientistsの一人にも選ばれました。インタビューのハイライトは、なぜマイクロソフトが日本の大学との連携に力を入れているのか問われた際の彼のコメントです。3つある理由の一つに彼が挙げたのが、基礎研究の発展に関してで、曰く「マイクロソフトが生き残るために先端技術を追求し続けることは必要不可欠であり、そのためにも大学との連携は大変重要な取り組みだといえます。」マイクロソフトが大学との連携に非常にシリアスであることがよくわかる記事になっていますので、ご一読いただきたいと思います。

Windows Core Technology Workshop in Waseda

MSRではWindowsのソースコードをアカデミック用に提供し、OSの授業のカリキュラム開発をサポートするプログラムを行っています。今年のワークショップは北京で来週行われる予定です。このワークショップに先立って、東京でも早稲田大学の中島先生にコーディネータになっていただき、以下の概要でミニワークショップを行います。もし参加を希望される方がいらっしゃれば、わたくしまでお知らせください。
 
日時 2010年4月13日(火) 13時~17時半
場所 早稲田大学 西早稲田キャンパス 62号館中会議室
アジェンダ
13:00- 13:15 Opening

13:15- 14:00 Operating System Evolution by Dave Probert

14:00- 14:30 Overview of the MS Academic Programs: Faculty Connection,  MSDN-AA,  Imagine Cup, Dream Spark , CodePlex and other, by Arkady Retik

14:30- 15:00 Overview of Wincore Program and good practices in AP region by Arkady Retik

15:00– 15:20 A project in Japan,  by Mr. Balaz Gerofi, on behalf of Prof. Yutaka Ishikawa, The University of Tokyo, WinCore PI.

15.20– 15:45 Coffee break

15:45– 16:30 Future OS trends by Dave Probert

16:30– 17:30 Discussion and Wrap up (moderator: Prof. Nakajima)