情報爆発IT基盤

4月23日(金)の情報爆発IT基盤の領域全体会合の2日目に少しお時間をいただき、Microsoft JapanのCTOである加治佐から研究者の皆様に、Window Azureのお話をさせていただきました。Windows Azureのアカデミック利用に関してはUSの方で進んでおり、NSFとも連携したプログラムを運営しています。このプログラムに関するDanのコメントも一読の価値ありです。またAzureの上でどんなリサーチが向いているのかについてはこちらのFAQが参考になります。
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Fellowship Program

マイクロソフトリサーチの博士課程の学生の方の支援プログラムの一つにFellowship Programがあります。簡単に言ってしまうと、これに受かると奨学金とMSR Asiaのラボにインターンとしていけるという特典があります。インターンについては改めて書きたいと思いますが、北京でなかなか刺激的な経験ができることは間違いないです。昨年は日本からは3名の方が受賞されました。今年も、特定の大学にご案内を出していますので、興味のある方は事務の方に確認してみてください。アプリケーションの締め切りは6月15日です。

Cloud Futures 2010

Azureの課金サービスも始まり、ついに各社のクラウドサービスが出そろった感があります。先日レドモンドでCloud Futures 2010というワークショップが開かれました。UC BerkeleyのDavid A. Patterson, MSからはDan ReedがCo-Chairとなってクラウドに関する研究やカリキュラムについてワークショップを行いました。残念ながら日本からの参加者はいらっしゃらなかったようです。Google、Amazonからも講演をおこない、各社のアプローチの違いがよくわかる内容となっています。ビデオも公開されているので興味のある方はチェックしてみてください。

eHeritageワークショップ

マイクロソフトリサーチアジアでは、今後重要になってくると思われる研究領域についてテーマを設け、レドモンドや北京のラボから関連する研究分野のリサーチャを呼び、またアジア・パシフィック地域のアカデミアの方々を招待し、意見交換を行うワークショップを開催しています。現在動いているテーマはいくつかありますが、その中の一つにeHeritageというコンピュータサイエンスを、文化遺産の計測、保存、展示にいかそうというイニシアチブがあります。テーマは2年前に立ち上がり、第1回目のワークショップを北京で、第2回目のワークショップを敦煌で開催しました。今度5月18日19日に第3回目のワークショップを台北で開催します。最新情報はWebにアップされますので、ご興味のある方はチェックをして下さい。

クリスマスレクチャー2009

これも昨年の話で恐縮ですが、MSRケンブリッジのチーフ・リサーチ・サイエンティストである、機械学習の第一人者のひとりクリストファー・ビショップがブリティッシュ・カウンシルが行っている第20回英国科学実験講座の講師として、昨年7月東京と大阪で講演を行いました。本家の英国王立協会のサイトはこちらになります。豊中市役所も訪問したみたいですね。当日の様子はマイコミジャーナルで記事になっています。また日経BPでインタビューを受けています。裏話として、講座の一つでsurfaceを使おうと頑張ったのですが、いろいろあって残念ながら断念しました。また私も東京と大阪の会場をそれぞれ見学しましたが、本質的な内容を一般の方にもわかりやすく様々な工夫をしていて、子供たちがとても元気よく参加していたのが印象的でした。こんな子供たちがたくさんいれば、コンピュータサイエンスの未来も明るいと思います。講義はサイエンスチャンネルで今も視聴可能です。
 

CHI 2010

CHI2010が終わりました。今年のマイクロソフトリサーチからのアクティビティに関する記事が公式サイトにアップされています。今年は10%がMSRからでした。相変わらずレドモンドとケンブリッジのラボが強いですが、インドのラボもがんばってます。
This year, 38 technical papers submitted by Microsoft Research were accepted by the conference, representing 10 percent of the papers accepted. Three of the Microsoft Research papers, covering vastly different topics, won Best Paper awards, and seven others received Best Paper nominations.
 

URのメンバー紹介

今日はユニバーシティ・リレーションズ(UR)の超重要メンバー、泉水庸子(せんすいようこ)さんを紹介します。泉水さんは、主に各研究機関等への研究費の支払い、各種イベント、選考会、リサーチャのビジット等のロジスティクスのマネジメントを担当しており、先生方や大学事務局の方々とのコミュニケーションの窓口、URの顔として、日々の膨大な業務をいつも明るくテキパキとこなしています。語学が堪能で、北京やレドモンドのリサーチャやスタッフとの難しいコミュニケーションもうまくまとめあげ、ヤンキース時代の松井のようにチームに献身的かつ、ガッツあふれる仕事ぶりに、私も何度となくピンチを救われており頭が上がりません。今日はそんな彼女にいくつか質問をしてみます。

 

URの仕事の楽しいところはどんなところですか?

国内・国外問わず、いろいろな工夫をしながらコミュニケーションをはかり、今までの私の日常では出会うこともなかったであろう、最先端のテクノロジーを生み出す可能性にふれることができるところが、とても素敵な仕事だと思います。

 

○今まで一番大変だった仕事はどんなことがありましたか?

業務について間もない頃にむかえた主催イベントの運営です。全体的な流れも把握できていなかったこともあり、イベント当日の明方までバタバタしていたのが印象的です:P この経験は、プロジェクト管理における進捗状況の確認や、適切なタイミングでのリマインドの重要性を教えてくれたとても貴重なものとなりました。また最初にこの経験を積んだことで、業務上求められるニーズのベースラインが分かり、次回から活かすことができたので、大変ではありましたが与えて頂いたチャレンジだったのかな!とも思っています。

 

○今後URでどのような活動に力を入れていきたいですか?

未来への投資として、MSRのリサーチャと日本のアカデミアとのBridgeであるべくURの存在。その認知度をあげていくことです。今感じているのは、このBridgeの存在をもっともっとみなさんに知っていただきたいということです。それはその存在を知ることが、いろんな才能を持った方の「チャレンジ」に火をつけることに繋がると思っているからです。たくさんの挑戦が、より多くの可能性を開花させることを心から願っています。

 

彼女自身、素晴らしい才能と可能性を持った逸材で、彼女のようなメンバーがURにいることは大変心強い限りです。