MSR Intern Beijing(滞在中)のご紹介(第41回)

Microsoft Research滞在者のご紹介。第41回は、現在の北京のラボに滞在されている、東京大学の古見元気(ふるみげんき)さんです。古見さんは現在東京大学の大学院情報理工学系研究科の修士課程に在籍され、五十嵐先生の研究室でユーザインターフェースの研究を行っている方です。

2013-08-09 11.55.44

 

修士論文のテーマ:

ヒ・ミ・ツ

 

インターンに来たきっかけ、目的:

大きく二つありました。一つは研究に関すること。もう一つは好奇心です。研究に関するほうは、五十嵐研究室で1年半ほど研究というものに触れてみてだいぶ研究室の研究のアプローチには慣れたのですが、その一方でほかの研究のスタイルというものを経験してみたいという思いもすごく強くなってきていました。その点で企業の研究室という大学の研究室とはまったくことなるMSRAはとても魅力的に見えました。加えて、自分のやりたいテーマと似た方向性のことをちょうどMSRAのHCIグループがやっていたので迷うことはないと思い応募しました。もう一つは純粋に国外で働いてみたかった、という思いです。日本から長期間にわたって出たこともなかったのでいろいろな刺激を受けられるに違いない、と思って応募しました。

 

MSRAと大学の研究室と異なるところ:

やはり、3か月という比較的短い期間で結果を出そうということで、いろんな意味で密度が濃い気がします。毎日のようにメンターはくるし、メンターあたりのインターンの数もそれほど多くはないので、二人三脚でがっつり研究を進められる、これは研究室とは大きく異なるところだと思います。

これは本当はサクッと流して触れないのがかっこいいとはおもうのですが、やはり英語で仕事をするというのは日本の研究室とは全く違うところだと思います。自分のアイデアを正確に伝えられないときはもやもやする一方できれいに言い表せて賛同してもらえた時は日本語の時よりも達成感があります。最後に、北京は観光以外にはやることもないので研究に集中できます。

 

MSRAに来てよかったこと、刺激を受けたこと:

SRAのHCIグループのインターンは学士、修士、博士、デザイン系、工学系、IT系と、かなりバラエティに富んでいます。僕は進路についてもいろいろ悩んだ状態でMSRAに来たのですが、Mいろんな生き方の人に会えたのはものすごく刺激になり、広い視野を持てるようになったと思います。

研究に関しては五十嵐研究室はCGとUIにフォーカスした研究室なのですが、HCI分野の学生はそこまで多くはなく、研究についての深い話をすることはあまりなかったのですが、こちらはみながHCIに生きている学生なので研究についてのディスカッションもより深くできたと感じています。

 

MSRAのここはちょっといただけないというところ:

僕はMSRAのHCIグループにいたのですが、このグループはMSRAでもかなり特殊で、中国人とそれ以外の国の人の割合が半々ぐらいで、英語を喋っていれば疎外感はなかったのですが、他のグループだと、例えば中国人以外は一人といったところが普通です。中国人の特徴なのかもしれませんが、彼らは二人集まると、たとえ周りに中国語がわからない人がいても容赦なく中国語で会話を始めたりするので、そこはもうすこし気を使ってくれてもいいのになぁと思っていました。

 

北京での生活について:

北京に来る前に心配していたことは「食」と「空気」でした。まず、食についてですが、日本人にとっては食事の面では不都合は殆ど無いと思います。基本白いご飯とおかずというスタイルなので。パンがメインである欧米の人達にはすこし酷な環境みたいですが。一回フードコートで食べた鶏がらスープで食中毒気味にはなりましたが全般的には安全面でも予想していたよりはだいぶ良いように感じられました。あとはMSRAでヨーグルトとサントリーのお茶はタダで補給ができてすごく助かりました。空気も時には世紀末的にひどい時もありますが、平均すると、気にならないような日が多いです。時には東京よりもきれいな日もありますし。

 

インターンに行こうか迷っている人に対して一言:

来て後悔することは全くないとおもいます。というか少しでも行こうかと思っているんだったら何も考えずに飛び込んでも、大抵なんとかなるので、いくといいとおもいます。

 

その他なんでも:

MSRAとは関係ないですが、やはり中国という国に一度来ることの意義は凄く大きいと思いました。とりあえず、色々と圧倒されますし、日本でニュースとして伝えられていることが本当かどうかなどもいろいろと分かります。逆に日本のいいところにも気付かされます。

 

古見さん、ありがとうございました。

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