MSR Intern Beijing(滞在中)のご紹介(第39回)

Microsoft Research滞在者のご紹介。第39回は、現在の北京のラボに滞在されている、東京大学の谷合竜典さんです。谷合さんは現在東京大学の大学院修士課程に在籍され、苗村先生の研究室でComputer Visionの研究を行っている方です。

 

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(左端がご本人です)

 

・所属、学年、研究室

東京大学 大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士1年 苗村研究室

 

・博士(修士)論文のテーマ

こちらに来てから、少しテーマを変えようかなと思っていますが、いまのところは3次元シーンの領域分割を考えています。例えば、室内の3次元シーンのデータが与えられた時に、
どこからどこまでが「机」なのか、あるいは「テーブル」なのかといった領域推定をすることです。

 

・インターンに来たきっかけ、目的

理由は色々あって自分でも整理しきれていないのですが…。初めてMSRを知ったのは、研究室のOBでMSRA Fellowとしてインターンを経験した先輩の話を聞いた時です。現在MERLの研究者として活躍中の方で、直接の面識はないのですが、勝手に憧れのようなものを抱いていました。

それからB4の冬に、今のメンターである松下さんが東大で講演をしてくださり、その時にインターン募集の話と、修士からでも受け入れてくれるという話を聞き、はじめて現実身を帯びてMSRインターンに行ってみたいと思いました。最後の決め手は、1年間卒論の指導をしていただいたD3の先輩に「基礎研究を一人でやるのは難しいので、応用寄りのテーマに変えるか、MSRインターンとかに行ったほうがいい」と強く勧められたことです。

そのような経緯で、B4の終わりに公野さんにメールを送り、松下さんとも交えて面接をして頂いたのですが、やはり修士1年では早いとやんわり断られてしまいました。それから半年間、何度か松下さんや公野さんにお会いしたり、どこかに論文を通す度に履歴書を更新して送り続けた結果、半ばゴリ押しでOKをいただいた、というのが経緯です(苦笑)

※ 自分のように一般応募で来る人は大変少ないようなので、少し詳しめに書いてみました

 

・インターンでの研究テーマ、目標としている会議など

コンピュータビジョンの3次元形状復元系のことをやっています。目標はICCVです!

 

・MSRと大学の研究室と異なるところ

自分の場合は、毎日メンターと軽く報告や議論をするというスタイルで研究を進めていて、とても進むペースがはやくて楽しいです。それから、メンターはもちろん、同じプロジェクトの下で研究している中国人のPh.D生とも研究の議論ができて、自分の研究の話を理解してくれる人がいるのが嬉しいです。いま自分の研究室はHCIやコンテンツ系の研究が中心なので、自分にとっては、そこが大きく違うところかも知れません。

 

・MSRに来てよかったこと、刺激をうけたこと

上の内容と重なりますが、日本にいた頃は、TAや出張や論文執筆などで半年間ぜんぜん研究本体が進まなかった分、こっちに来てからのスピード感にとても刺激を受けています。

 

・MSRのここはちょっといただけないというところ

とくにないですが、強いて言えば、誰のデスクがどこにあるのかが非常にわかりづらいです。あと、食堂で「日式」と書いてある料理の日式じゃない感、ちょっといただけないです。それでも中には日式カツ丼など、癖になるマズさのモノもあるので(褒め言葉)、試してみるのも良いかもです。

 

・北京での生活について

ルームメイトの丁さんが朝型の生活スタイルなので、僕もよい生活を送れています。毎日、6時台にホテルを出て、7時過ぎ頃に出勤 (するのを目標に) しています。夜はだいたい7時~10時頃までやって帰っています。通勤するのに、だいたい自転車(15分)や地下鉄(30分)やバスを使うようですが、僕は周りから変人扱いされながら、毎日片道30分くらい歩いて通勤しています。それから、滞在中、ホテルの従業員たちと仲良くなりました。

北京に来てから1週間くらいの頃、「こっちに来てからまだメンターとルームメイトとしか話してない!」と気づき、このままじゃいけないと思って、ホテルのフロントに行って、さっき調べたばかりの中国語で「私は日本人です。中国語を勉強しています」等と話しにいった経緯で、以来、毎日のように仕事帰りや休日にフロントに遊びに行っています。先日、北京での正月があり、こちらでは年越し餃子を作るのが習慣なのですがホテルのボーイと一緒に餃子を作らせてもらいました。ホームステイをしているみたいでとても楽しいです。

 

・インターンに行こうか迷っている人に対して一言

2,3回断られても、しぶとく応募すれば受け入れてくれるかも知れません!

 

・その他なんでも

最初は中国・北京という場所に対して、あまり良いイメージがありませんでした。実際、北京は空気が汚いです。咳がでます。冬はけっこう寒いです。路上では犬の糞とか、つばを吐く人とかも多く、正直ソーシャルマナーもあまり良くありません。それでも、北京の人達はみんな、すごくオープンで、親切で、フレンドリーなので、北京が大好きになりました。

 

谷合さん、ありがとうございました!

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