MSR Asia Fellowship winnerのご紹介

今日は一昨年度、Microsoft Research Asia Fellowshipを受賞された学生の方をご紹介いたします。東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程3年肥後智昭さん(池内研究室)です。また肥後さんはFellowshipを受賞された後、2回のインターンを経験されています。(1回目:200810月~20093 2回目:20102月~5 )肥後さん(写真左)にFellowshipの応募やインターンでの研究についていろいろお聞きしました。

 

 

 

 

Q1 Fellowshipに応募したきっかけを教えてください。

 

指導教官の池内先生から、紹介があったので応募してみました。もともと研究室の先輩が過去に受賞していて、そういう賞があることは知っていました。 ただ実際の応募に関しては、先生からの紹介が最初のきっかけでした。

 

 

Q2  Fellowshipの特典は奨学金とMSR Asiaでのインターンです。肥後さんは合計2回北京でインターンに参加されましたが、そのきっかけを教えてください。

 

Fellowshipに申し込むときに、インターンには行こうと思っていました。研究室の先輩の何名かがすでにMSRとすでにコラボレーションを行っていたのでMSRに興味を持つのは自然な流れでした。なので、Fellowshipの申し込みよりインターンに行くきっかけの方が先にあったと思います。

 

 

Q3 Fellowshipの申し込みやインタビューの準備は大変でしたか?

 

応募の時にスライドを準備したことは、今までの自分の研究をまとめることに役立ちました。またMSR Asiaについて予備知識があまりなかったので、Fellowshipの申し込みの際にいろいろ調査して、MSRAの予備知識を増やしたことは後になってよかったと思います。

ただ英語のインタビューは少し大変でした。英語での想定問答を考えて準備をしました。練習は研究室の留学生に協力してもらって練習をしました。

 

 

Q4 肥後さんはインターンシップの時にメンターを松下に選びましたが、その理由を教えてください。

 

池内先生と松下さんがすでに共同の研究テーマをいくつか行っていました。その中の一つを自分が担当していたので、インターンで松下さんのところにいくことになりました。

 

 

Q5 MSR Asiaの研究環境はどうですか?大学の研究室とどのような点が違いますか?

 

近くに全然違う研究分野の人がたくさんいるのはとても刺激的です。有名なリサーチャも近くにたくさんいるのが驚きでした。大学の研究室だと他分野の人と交流する機会はあまり多くありません。他の分野の人の研究は、画面をみるだけでも面白いです。知らないことばかりなので、感覚としては初めて研究室に入ってきて、いろいろなことが目新しかった頃に似ています。

 

 

Q6 MSR Asiaではインターン同士がもっと仲良くなれるように、中国語クラスやクラブ活動などいろいろなソーシャル活動を行っています。ラボでのソーシャル活動はついてはいかがでしたか?

 

マイクロソフト本社の幹部が中国に来たとき、インターンとのランチミーティングに参加しました。マイクロソフトの研究開発のトップ と直接話ができたことはとても感激しました。またインターン全員で映画鑑賞の企画があり、アバターを皆と見に行ったのが楽しかったです。中国語のクラスは、北京で生活する上で非常に役に立ったと思います。クラブ活動については中国語がベースにあるので、自分はあまり積極的に参加しませんでした。

 

 

Q7 メンター以外の研究者やその他のインターンとの交流はどうでしたか。

 

松下さん以外の研究者ともよく一緒にご飯に行ったり話したりしました。困ったことがあったらいろいろな人に相談していました。同じビジュアルコンピューティンググループのリサーチャや、他のグループだと席が近い人たちです。同じブースには、Human Computer Interaction(HCI)グループのインターンがいて、アメリカ人も二人いました。

 

 

Q8 2回目にインターンに行ったきっかけを教えてください。また1回目と2回目の研究内容について違いがあったら具体的に教えてください。

 

日本に戻ってからも同じテーマの研究を続けていました。博士論文前にさらに踏み込んで取り組みたいと思いました。北京の松下さんの方が詳しいテーマだったので。日本でやるより北京で集中してやった方が、効率が良いと思い2回目のインターンに応募しました。

当初2回目は少し新しい内容で考えていましたが、そのテーマが実はとても難しい問題だということが分かりました。日本でもともと1回目のテーマをジャーナルに出したいということで新しいテーマと並行してやっていましたが、2回目のインターンの機会をいただき、北京で新しいテーマを集中して考えることができたので、解くのが困難な問題であることが早く分かったのが良かったです。込み入った問題についてメンターとすぐ相談できるのが、MSRでのインターンの良いところだと思います。

 

 

Q9 今後の予定を教えてください。

 

5月末から6月にかけては、CVPRというサンフランシスコで行われる国際会議や釧路で行われる国内会議(MIRU)の準備と、生産技術研究所のオープンハウスの準備で少し忙しいです。そのあとは博士論文に向けて、中間審査の準備や細かい部分を詰めていくつもりです。

将来は企業の研究職を希望していて 、自分を活かせる分野で何か面白いことにチャレンジしたいです。

 

 

Q10 後輩に何か一言あればお願いします。

 

僕はインターンでの共同研究の成果が、昨年のICCVや今年のCVPRで発表でき、とても貴重な経験ができました。海外にいきたいとか、ほかの研究者と研究したいとか、マイクロソフトの研究者に興味があるとかいう人には、MSR Asiaのインターンシップはお勧めだと思います。

興味のある人はチャレンジしてみてください

 

ありがとうございました。

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